外壁におけるひび割れの種類
2025/03/01
外壁は紫外線や雨風などの影響により、劣化しやすい場所といえます。
劣化症状のなかでも、ひび割れには種類があるのをご存じでしょうか?
今回の記事では、外壁におけるひび割れの種類について紹介します。
外壁におけるひび割れの種類
ヘアークラック
ヘアークラックとは、髪の毛のように細く短いひび割れのことを指します。
幅が0.3ミリ以下と軽微で、経年劣化や地震・塗料選定ミスなど、さまざまな原因によって発生する劣化症状です。
乾燥クラック
モルタル壁やコンクリート壁の乾燥過程で、水分が蒸発し収縮することで起こるひび割れが乾燥クラックです。
湿気や寒暖差で外壁が膨張・収縮することで発生するため、施工から年数が経っていても起こります。
構造クラック
構造クラックは幅0.3mm以上深さ5mm以上のものを指し、建物の安全性を脅かす危険なクラックです。
地震や建物の劣化が主な原因で、貫通クラックとも呼ばれています。
内側からひび割れが生じており、建物の倒壊にもつながるため早めの処置が必要です。
縁切りクラック
壁材と水を混ぜて塗装する「湿式工法」によく見られるのが、縁切りクラックです。
塗り継ぎの境目が乾燥後に割れることで、クラックが発生します。
塗装途中で作業をやめたり部分補修をしたりすることが、主な原因です。
まとめ
外壁におけるひび割れの種類には、ヘアークラック・乾燥クラック・構造クラック・縁切りクラックなどがあります。
いずれも放置すると建物の深刻なダメージにつながるため、早めに対応しましょう。
広島市で内装工事を行う『株式会社マルキ』では、ご要望に応じたリフォームを提供しています。
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